お役立ちコラム｜静岡県焼津市・藤枝市・島田市で水漏れ・つまりのトラブル修理はゴトー設備

洗面所のつまりは、原因に合わせて解消をしないと、水漏れや大掛かりな修理をしなくてはいけません。
また、放置しておく時間が長引くと、悪臭や水が流れず洗面所が使えないケースもあるでしょう。
洗面所のつまりを適切な方法で解消するために、排水口がつまる原因や直し方などについて、詳しく紹介します。

洗面所のつまりの原因とは？

洗面所のつまりは、毎日掃除をしていなくても起こります。
なぜ、つまりが発生するのか、解決方法を見つける前に原因を確認しておきましょう。

髪の毛

洗面所のつまりで一番の原因は「髪の毛」です。
髪の毛は一人あたり1日に平均85本抜けるといわれ、家族が多いほど洗面所のつまりは早まります。
毎朝、洗面所でシャンプーしたりブラッシングしたり、気づかないうちに排水口に髪の毛が流れ、パイプの中で絡まる可能性が高いです。

石鹸カスやぬめり

洗面所は手を洗ったり歯磨きをしたりと、日常生活に欠かせない場所のひとつです。
石鹸や歯磨き粉などが排水口に流れると、髪の毛に絡みつき、やがて「ぬめり」が生じます。
排水口やパイプ内がぬるぬるすると、髪の毛やゴミをキャッチしやすくなるため、つまりやすくなります。

水垢

洗面所のつまりは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが固まった水垢も原因のひとつです。
水垢は水道水を使う頻度が高いほど蓄積しやすいため、よく洗面所を使う家庭はこまめな掃除や浄水器をつけて軟水を流すなど、工夫が必要です。

落下物

洗面所にヘアピンやピアスなどが落下すると、排水管やパイプ部分に付着したぬめりやゴミの塊と絡まり、つまりやすくなります。
一般的に排水口は、異物の流れを食い止めるために、ヘアキャッチャーが取り付けられています。
しかし、掃除中で取り外していたり隙間から異物が入り込んだりすると、つまりやすくなるので気をつけましょう。

洗面所のつまりやすい場所は排水口だけ？

洗面所のつまりは、排水口（排水の穴）が原因ですが、それ以外にもつまる場所がいくつかあります。

洗面台の下には、水を流すためのパイプや管があり、形状が複雑です。
また、鉄管や塩ビ管が使われていると、築年数によってサビが発生します。
別の原因で洗面所のつまりもあるので、注意しましょう。

洗面所のつまりの直し方は？

洗面所のつまりが発生したら、できるだけ早めに直しましょう。
つまりの状態によって簡単なお手入れでは難しいケースがあるので、状況に合わせた直し方が必要です。

液体パイプクリーナーで掃除

液体パイプクリーナーを排水口から流すことで、パイプ内のぬるぬるや髪の毛のつまりを改善します。
液体パイプクリーナーは誰でも手軽にできる掃除アイテムですが、他の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するので注意が必要です。
また、手に付着したり目に入ると大変危険なので、必ず肌に触れないようにガードしてください。
液体パイプクリーナーの代わりに、重曹や酢を使うのもおすすめです。
重曹や酢は、水垢を分解したり雑菌の繁殖を抑えたりする働きがあり、洗面所の悩みを防ぎます。

ラバーカップで吸引

洗面所のつまりは、ラバーカップで吸引しましょう。
ラバーカップはつまり解消に欠かせないアイテムなので、家に1つ用意しておくと安心です。
直し方は、次の手順を参考にしてください。

1. 養生する
2. オーバーフロー口を塞ぐ（濡れ雑巾などを活用）
3. 洗面所に水を少し溜める
4. 押す→引くを繰り返す

洗面所向けの小さなラバーカップもありますが、すべてのつまりが直るとは限りません。
つまりが解消しない時は、早めに業者へ依頼しましょう。

ワイヤーブラシで掃除

洗面所内の汚れが気になる時は、持ち手部分の長いワイヤーブラシが有効です。
洗面所をこまめに掃除していても、パイプ内は大量の髪の毛や石鹸カスなどで汚れています。
ワイヤーブラシで掃除すると、引き抜いた時にヘドロのような汚れが大量に出てくるので、周辺の養生をしっかりしておく必要があります。

トラップを分解掃除

洗面所のS字トラップやP字トラップは、分解掃除でキレイにできます。
トラップの掃除方法は、次の手順を参考にしてください。

1. 大きめのバケツをトラップ下に置く（水漏れ防止用）
2. ナットを外す
3. トラップ内の掃除口をキレイにする
4. トラップを取り外し掃除する
5. 取り付ける

ただし、トラップの分解掃除は知識と経験がないと、元に戻せなくなる可能性があるので注意してください。
洗面所のトラップは複雑な構造をしているので、自信がない人や水漏れ、周辺への汚れが心配な人は業者へお任せした方が早いでしょう。

まとめ｜洗面所のつまりは早めに解決しよう

洗面所のつまりは放置すると、思った以上に大掛かりな修理が必要です。
目に見える場所以外でつまると、自分で直すことは難しいです。
つまりを自分で直すと、トラブルや故障する可能性が高いので、専門の業者へお任せして早めに解消しましょう。